先日ずっと憧れていたチームラボのデジタルアート展示会に行ったので、そのレビューをまとめる。長年電車で広告がちらついているのを見て、ずっと興味はあり行きたいとは思っていたが、どうもきっかけが掴めずにいた。ようやく行くきっかけができたので、非常に楽しみであった。今回は今年 2024/02/09 にオープンした teamlab borderless というものに行ってきた。
場所は麻布台ヒルズの一角となる。東京メトロ神谷町駅の 5 番出口を出て真っすぐ進み、3 分ほどで入り口に到着する。
【公式】チームラボボーダレス, 麻布台ヒルズ, 東京
https://www.teamlab.art
興味があった割に全然具体的に知らなかったので少し調べてみると、どうやら多くの展示会があり、国内だけではなく海外でも開催されている。 国内だと豊洲のプラネット、大阪にあるボタニカルガーデン、海外だと北京の massless、シンガポールだと future world などがある。サイトを見る限り、キーヴィジュアルが違うので、それぞれのコンセプトや展示されている作品を見られるのではないだろうか。
入り口に向かうと、もうそこからアートが始まっていた。文字が手前と奥に書かれており、奥行きを感じさせるものだった。写真を撮ったときはわからなかったのだが、実は右のように文字がはっきりと表示されるものだったらしい。もったいないことをしたので事前調査大事。
何も知らずに写真をパシャ | 本当はこうなる想定 |
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ボータレスに行ってみた感想だが、想像以上に壮大的だったという一言につきる。チームラボというかデジタルアート作品を見に行ったのが人生初だったので、まさに余計に圧巻に感じていた。美術館には数回は行ったことがあり、キャンバスという限られた場所に描かれた作品とは違って、壁や床、天井を制限なく使う作品は初めてであった。頭のてっぺんから足のつま先までその作品に覆われている感覚となった。途中通路があり、もちろんそこにもアニメーション作品が流れていた。
部屋それぞれにコンセプトがあり、入り口を抜けると、最初はひまわり畑のテーマの部屋が出迎えてくれた。
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奥に進み、目玉の Bubble Universe の部屋にも入った。人気なのか、入る前は人数制限をしていて行列ができていた。入ってみると、天井から水晶が多くぶら下がっていて、イメージ的にはハリーポッターの不死鳥の騎士団の魔法省の神秘部(予言の間)の部屋に似ていた。中は床をすべてガラス張りであり、水晶があちこち反射しており、奥まで空間が広がっているようだった。時間経過で色が変わり、中にいてまったく飽きなかった。
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Borderless World という岡もあった。岡の上では座って休めることもできる。主に滝の水の流れと花が入り混じり、デジタルアートの大洪水を浴びているみたいだった。
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下が自分のお気に入りの部屋であり、下り坂で花畑になっている Memory of Topography になる。元々自然の花畑が好きで、茨城のネモフィラのひたち海浜公園にを思い出せるものだった。写真が撮れなかったが、花畑だけではく稲のたんぼも映し出されいていた。驚いたことになんとそよ風も吹いており、まさに草原の中にただずむ 4D の体験もできた。
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ふとした瞬間にも、世界観を一才崩さない工夫が施されており非日常な気分が絶えなかった。途中休憩できるカフェがあり、なんとなく喉が渇いたのと小腹を満たせればそれでいいかと思ったが、ここでもデジタルアートがあった。なんと飲み物の水面をキャンパスとし、そこに光を当てて花が開く演出を見せてくれた。このアートを見られなくなるのかと考えると食べるのがもったいないぐらい、ずっとじっと見惚れていた。休憩する、喉を潤す以外にも演出があるという期待以上の素晴らしい時間だった。
提供時 | 時間が経つと... |
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ここまでは作品についての感想を並べてみたが、当日に行くするまでにやっておいてよかったことを書く。
まずは予約してチケットを購入することを推奨する。当日は売り切れている可能性が大いにあるし、時間を決めて入るのに難しい可能性がある。入場時間にはチケット購入時に指定があるが、滞在制限時間や退場時間は決められていないので、好きな時間ずっと中にいれる。 当日の格好については、会場は広めなので動きやすい靴がおすすめだ。作品をそれぞれじっくりみるとなると立ち止まって進んでを繰り返すので、ひざへの負担が少なくするとよしだろう。ちなみに、混雑状況はそこまでひどくはなかった。しかし、家族連れが多かったため、borderless world などの広いスペースに行くと子供が走ったりはしゃぐ子供を避けることを考えると、とにかく動きやすい格好にするのがベストだ。 ちなみにロッカーはあるので、旅行の観光途中で荷物が多くあっても預けることができる。ベビーカー置き場もあるので、子連れでも安心して入れる。 あとは強いていうなら、写真を多く撮るので携帯の容量を多く確保するぐらいだろうか。
1 つ後悔があるのであれば、アプリをインストールしておけばよかったと感じる。部屋の説明をもう少し丁寧に知れたし、見逃しがあるかないかの確認もできた。出た後に知ったが、crystal world というエリアに行けていないことに気づき、少し後悔した。
最後にこんなメッセージが。まさに連続していることそのものが美しかった。
と感じたことを綴ったが、デジタルアートがこんなに綺麗だとは思わなかった。もちろん上の写真たちはほんの一部であり、もっと多くの作品がある。 非日常味わいかったり、一味違う体験をしたい方にはぜひおすすめのスポットだった。室内ということで天候にも左右されないというのも魅力的だ。 今ではすっかりファンになり、次はどこに行こうかと考えている。まずは豊洲かな。
この記事を読んで興味が湧き、急遽時間ができたから行ってみようかな、東京観光であと 1 スポット行きたい、週末に行きたいと感じた人がいたら嬉しい限りだ。